塗装工事の塗料種別
外壁塗装の塗膜の寿命は種類によって異なりますが、約10年を目安にすることが多いでしょう。外壁のメンテナンスにはなるべく頻度を少なくして長持ちさせることで、トータルでかかる費用を抑えたいと思うのが当然の心理でしょう。その為に必要なのが、とりあえずの塗装工事は絶対にしないということです。外壁の状況にもよりますが、しっかりとした調査・下調べした上で現場ごとに合わせた塗料を選定することが必要です。
シリコン塗料(耐久年数:10~13年)
現在の外壁塗料の中で、一番採用されやすい一般的な塗料です。業者さんに見積もり依頼すると、多くの業者さんがシリコン塗料を選択して見積もりをしてきます。
フッ素系塗料(耐久年数:13~18年)
フライパンのフッ素加工などでも有名な塗料です。塗膜の表面に汚れが付着しにくい為、綺麗な状態を維持する事が出来る優れた素材です。シリコン系塗料よりは価格が高めですが、耐久年数が伸びるので結果お得になることが多いです。また汚れの付着などメンテナンスの手間を省く点もお勧めできる塗料です。
光触媒塗料(耐久年数:15~18年)
塗膜に太陽光が当たる事でセルフクリーニング効果を発揮して、汚れにくい外壁を保つ事が出来る素材の塗料です。
フッ素系塗料と同じようにメンテナンスが楽で耐用年数が伸びる効果がある為、業者さんにご自身の建物がどちらが適しているか聞いてみましょう。